近年、スマホなどを操作しながら運転する「ながら運転」による交通事故が多くなってきており、2010年は1502件だったのが2017年には2832件に増えています。さらには携帯電話使用なしの事故に比べて「ながら運転」による事故は死亡事故につながる危険性も高くなることが分かっています。
そこで、令和元年12月より携帯電話使用等による違反の罰則が強化されたのでどのように変わったのかまとめてみました。
改正前 | 改正後 | |
スマホの保持・使用 通話・画像注視 | 罰則:5万円以下の罰金 反則金:普通車の場合、6000円 違反点数:1点 | 罰則:6ヶ月以下の懲役又は10 万円以下の罰金 反則金:普通車の場合 18,000円 点数:3点 |
スマホの保持・使用 (交通の危険) 通話・画面注視 することにより交通の 危険を生じさせる行為 | 罰則:3ヶ月以下の懲役又は5万円 以下の罰金 反則金:普通車の場合、9000円 点数:2点 | 罰則:1年以下の懲役又は30万 円以下の罰金 反則金:適用なし 非反則行為となり罰則が適用 点数:6点(免停) |
- 保持・使用していただけの場合は反則金・違反点数がが
3倍
になっています。 - 交通の危険が生じた場合は、一発で免停になります。
停車中に保持・使用することは違反にはならないようですが、注視してしまうと注意が散漫になってしまうため乗車中の使用は控えた方が良いでしょう。やむを得ない場合は、しっかりと停車してから使用することを心がけましょう。