車内の温度を保つためだったり、すぐ用事が終わるからとコンビニなどでエンジンをかけたまま車から離れたりする方を見かけたりします。
実はこの行為、「停止措置義務違反」という道路交通法違反になります。
停止措置義務違反
道路交通法71条5に「車両等を離れるときは、その原動機をとめ、完全にブレーキをかける等当該車両等が停止の状態を保つため必要な措置を講ずること」
とありますので、車を離れる際はエンジンを停止させてサイドブレーキをしっかりかけてから離れなければいけません。
罰則
違反点数１点、反則金6000円が科せられます。
安全対策と注意点
- 車両が完全に停止していることを確認する
駐車時にギアを「Ｐ」に入れる事。
少しでも動く可能性がある場合は、サイドブレーキを引き直すなどの対応を。 - 駐車後の周囲確認
車を離れる前に車両の周囲が安全であることを確認します。
まとめ
駐車場での停止措置義務違反は、一見些細なミスに思えるかもしれませんが、重大な事故やトラブルの原因になり得ます。日頃から基本的な駐車ルールを守り、安全運転を心がけることが重要です。
そもそも駐車場では、アイドリングを禁止している施設も多いのでマナー違反でもあります。さらには盗難のリスクも増えるのでしっかり停止措置をとるようにしましょう。
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