「交通事故の被害者なのに、保険会社から『レンタカーは出せません』と言われた…」
そんな理不尽な対応に困っていませんか?
結論から言うと、被害者であれば基本的に相手方(加害者)の保険会社が代車やレンタカーを手配するのが原則です。
しかし、状況によってはレンタカーが認められないケースもあり、正しい知識と対応が必要です。
今回は、保険会社がレンタカーを出してくれない理由と、その対処法について詳しく解説します。
■ 被害者なのにレンタカーが出せないと言われる主な理由
保険会社が「レンタカーを出せない」と言う場合、以下の理由が考えられます。
① 過失割合が確定していない
交通事故では過失割合が確定するまでは、加害者の保険会社が費用を立て替えることを渋るケースがあります。
ただし、明らかに相手方が全面的に悪い事故(例:追突事故)であれば、すぐに手配されるのが通常です。
② 車両が「全損」と判断された場合
修理費用が車両価格を超えると「全損」となり、その場合は「代車が必要な期間」が認められにくくなります。
※ただし、車を買い替えるまでの合理的な期間(概ね1〜2週間程度)はレンタカー費用を請求できます。
③ 事故前に車を使う必要性がなかったと判断された場合
通勤・通学・業務などで車が必須の場合はレンタカーが認められますが、普段ほとんど乗っていなかった場合は保険会社が拒否することがあります。
■ 保険会社に「レンタカーが出せない」と言われた時の対処法
✅ 1. 必要性を具体的に説明する
「通勤に毎日使っている」「子どもの送り迎えが必要」など、車が生活や仕事に不可欠であることを具体的に伝えましょう。
✅ 2. 自分でレンタカーを借りて後日請求する
保険会社が渋る場合でも、立て替えてレンタカーを借り、その費用を相手方に請求することが可能です。
ただし、過失割合が争われる可能性がある場合は注意が必要です。
✅ 3. 弁護士に相談する
保険会社とのやり取りで行き詰まった場合、交通事故に詳しい弁護士に相談するのが最善です。
弁護士が介入すれば、正当な請求が通りやすくなります。
✅ 4. 整骨院や整形外科に相談するのも有効
実は、交通事故に強い整骨院や整形外科は弁護士や保険会社とのトラブル解決のサポートができることが多いです。
治療だけでなく、保険の相談も可能なので、早めに専門家に相談しましょう。
♦保険会社にレンタカーを拒否された場合の返し方具体例
① 過失割合を理由に渋られた場合
保険会社「過失割合がまだ確定していないので、レンタカーは出せません。」
あなた「過失割合が確定していなくても、生活に支障が出るので必要です。
後から過失割合に応じて精算されることは理解していますので、まずは立て替えて手配をお願いします。」
② 「全損なのでレンタカー代は出せません」と言われた場合
保険会社「全損なのでレンタカー代はお出しできません。」
あなた「全損の場合でも、買い替えまでの合理的な期間は補償されると聞いています。
車を買い替えるまでの間だけでもレンタカーをお願いしたいです。」
③ 「車がなくても生活できるのでは?」と言われた場合
保険会社「普段あまりお車をお使いにならないようなので…」
あなた「通勤(または通学・通院・子どもの送迎など)で毎日使っています。
車がないと仕事(または生活)に支障が出ますので、早急に手配をお願いします。」
④ それでも渋る場合の最終手段
あなた「これ以上対応いただけないのであれば、交通事故に詳しい弁護士に相談させていただきます。」
以上参考までに。
■ まとめ
被害者なのにレンタカーが出せないと言われても、諦める必要はありません。
正しい知識を持ち、必要であれば専門家に相談すれば、本来受けられる補償を取り戻すことができます。
もし保険会社とのトラブルでお困りなら、当院でもサポートが可能です。
事故後の身体の治療はもちろん、弁護士事務所とも提携しておりますので、保険会社との交渉でお悩みの方もお気軽にご相談ください。
▼ 交通事故でお困りなら、当院へご相談ください
諫早市の整骨院えんでは、交通事故によるお怪我の治療を自賠責保険や任意保険を利用して無料で受けることができます。
通常諫早では、整骨院の通院にNGを出す病院が多いですが、当院では整骨院への通院を認めてくれる整形外科をご紹介できます。
また、交通事故専門の弁護士事務所とも提携しておりますので、あらゆる保険会社のトラブルにも対応できます。
整形外科でのトラブル、保険会社とのトラブル等御座いましたら、必ずお役に立てますので、お気軽にご相談下さい。
長崎県諫早市小船越町1090-9
交通事故むち打ち専門整骨院
整骨院えん
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